主婦には、いくつかの注意すべき仕事選びのチェックポイントがあります。お金のことやシフトのことばかり考えていては、適切な仕事選びができません。
今回は、特に主婦の方が失敗しない、正しい仕事選びのポイントについて解説していきます。

1.将来は成長できる?


仕事選びには、長期的な視点が必ず必要です。
最初はパートでも、将来的に正社員への道も開けるのかどうかなど、自分のニーズに応じた成長の可能性を考えるのも仕事選びでは大事です。

2.お金は必要な額をもらえる?


家計や子どもの教育費など、どれくらいお金が必要なのかを、まずは明確にしておきましょう。給料から、交通費や服飾費が引かれることも忘れてはいけません。


特に主婦は稼ぎすると、夫の扶養範囲から出てしまいます。扶養の範囲内で働きたいのであれば、年間で103万円を超えないようにしましょう。
こちらの>>主婦が損せず働く!正しい扶養・税金・社会保険の考え方のページも参考にしてください。


3.職種別で考えてみる


職種別に主婦が仕事をした場合の、メリットとデメリットを解説していきます。

3-1.事務のメリットとデメリット

メリット

事務職の場合、急に新たな仕事が入ってきて残業になる、ということが少ないです。
たいてい、決められた時間に、シフト通りに帰宅することが可能です。子どもの夜ご飯を作る必要があるなど、時間を確保したい方でも大丈夫です。


肉体的な疲労度が少ないのもメリットです。ノウハウさえ掴めば、長期的な勤務もできます。 

デメリット

肉体労働ではないものの、パソコンを長時間見続けることになるので、目の疲れを感じることが多いです。
同じ姿勢でずっといるために、腰痛や肩の凝りを感じる人も。


事務職はルーチンワークとなることが多いです。毎日似たような作業で、あまり刺激がないな、と感じることもあり成長を感じにくいかもしれません。

3-2.接客のメリットとデメリット

メリット

ファミレスのフロアなどの接客業には、メリットも多いです。
仕事仲間は、同じ主婦であることが多いので、子育ての悩みや夫の愚痴など、共通の話題が多いので友達ができやすいです。


特に接客業では、朝と昼と晩など、シフトが細分化されています。自分のニーズに応じて、適切な時間に働くことが可能です。
シフトの調整も週単位で行うことができます。子どもの授業参観だからその日は休みたいなど、調整も比較的に楽に行えます。


ファミレスのような飲食店では、従業員へのまかないが出ることも多いです。そうなると、食費の節約にもつながります。

デメリット

メリットが多い接客業ですが、デメリットもあります。
たとえばファミレスのフロアでは、かなり肉体労働になる側面があります。何度もホールを行き来して料理などを運んだり、空いた食器を下げたりします。慣れないうちは、腕を中心に筋肉痛になることも多いです。


いろいろなお客様がいます。なかには、クレーマーも。クレーム対応など、精神的にも負担がかかることがあります。

3-3.作業系(倉庫内での仕分けなど)のメリットとデメリット

メリット

作業系の仕事、たとえば工場や倉庫内での仕分けの仕事も、メリットがあります。
作業は基本、簡単なマニュアル通りに、機械的に行うものです。ベルトコンベアから流れて来た商品を、マニュアルにしたがって棚に並べていくような仕事です。


仕事に特別なスキルが必要ということはなく、短時間で仕事の流れを把握することができます。黙々と仕事をしていくので、人とコミュニケーションを取るのが苦手な人でも、問題ありません。


基本的に工場や倉庫など、建物内での作業になるので、快適な空間で仕事ができます。
ただし、なかには牛乳やアイスクリームを扱う工場だと、作業場が寒いこともあるので注意が必要です。


作業系の仕事は、短期のパートなることが多いです。しかし、長期的に働くことも可能です。
そうなると、指導者的な立場になって、アルバイトや他のパートの方の面倒を見ることが求められます。

デメリット

単純作業が延々と続くので、仕事に飽きを感じてしまいやすいです。基本、立ち仕事となるので、肉体的・精神的な疲労が見た目以上に溜まりやすいです。

人と会話をすることが少ないので、コミュニケーションを取りたかったり、仕事を通して友達が欲しいといった場合には、逆にストレスになることがあります。

どの職種にもメリット・デメリットがあるのですね。1つに決めつけせずに、色んなことを考えてみます!

4.勤務時間は大丈夫?


4-1.子どもが小学生になったら長時間働けるわけではない

子どもの年齢に応じた働き方を考えるのが大事です。
よく子どもが小学生になるからパートを始めよう、という主婦がいます。しかし、子どもが小学生になるから長時間働きやすくなるかというと、そうではありません。


特に小学生になると、子供にとって日常生活が劇的に変わります。思っているよりも、その環境の変化に慣れるまでには時間がかかります。
単純に、小学生は幼稚園や保育園の頃よりも、預かってくれる時間が短いです。


小学生になったから長時間のパートを始めるのではなくて、子どもが環境に適応したのを見計らって始めるのが良いです。

4-2.子どもの成長に合わせて勤務時間を調節しましょう

「子どもをかぎっ子にしたくない」と、仕事の幅を狭めるのは、望ましくありません。子どもは成長するので、特に小学校高学年になってくると、留守番も楽しめるようになります。


最近では、塾で夜まで勉強する子どもも多いです。そうなると、子どもの帰宅時間に合わせて長時間の勤務も可能になります。


土日のどちらかは出なければならない仕事を避ける主婦も多いです。
しかし、やはり子どももクラブ活動などで、毎週土曜は野球やサッカーチームに行くことも多いです。このとき、送り迎えなど旦那さんに協力してもらうことで、土、日の勤務にも対応することができます。




5.自分のスキルにあってる?


5-1.特別なスキルがあれば生かす

大学時代や専門学校で、特別なスキルを持っている人は、それを生かすのが良いです。
たとえば、語学が堪能なのであれば、英語教師や翻訳の仕事があります。こういった語学系の仕事は求人も多い特徴があります。

5-2.家事スキルを生かす

しかし、特別なスキルを持っていないという主婦も多いです。こういった場合には、家事のスキルを生かせる仕事がおすすめです。


家事のスキルを生かせる仕事には、飲食店のキッチンスタッフがあります。キッチンは、やはり料理に慣れている人のほうが採用されやすいです。主婦にはもってこいだといえます。


ホテルでのハウスキーピングも、家事スキルをもっている主婦にふさわしいです。普段の部屋を掃除している要領でできるのがメリットです。

5-3.資格を取得してスキルをアピール

スキルがないのであれば、思い切って資格を取得するのもおすすめです。
特に簿記検定医療事務などは、あると事務職での採用に有利に働きます。事務職は人気なので、なかなか面接に通らなくて困っている人も多いです。こういった際に、おすすめの資格です。


子どもを育てた経験がある主婦は、保育士も向いています。保育士資格があると、保育所だけではなくて、児童福祉施設や企業内の保育所など、ニーズも多くあります。

6.勤務地は?


勤務地も非常に大事な仕事選びのポイントです。
交通手段との兼ね合いで、時間がかからないところを選びましょう。車がないのであれば、雨の日でも通いやすいところを選ぶのも重要です。


また家の近くの保育所だけでなく、勤務地近くの保育所も視野に入れることも大切です。

7.まとめ


子どもがいる場合には、子どもの現在の状況を踏まえて仕事を選びましょう。
子どもは成長して、1人でも留守番できたり、休日での活動も多くなります。そこに合わせて、長期的なスパンで働ける仕事を見つけるのが良いでしょう。


子どもは、特に中学生から大学生までで教育費が驚くほどかかります。

なるべく早めに家計のことを考えて、仕事の選択肢を持っておくことが大切です。