今回は数年前に私が「こんぶのぶーさん」をママココで紹介した岡田よしたかさんの同じシリーズの新作です。
その名も「さくらもちのさくらこさん」なんとシリーズ初の女の子が主人公です。


さくらもちのさくらこさんは「あーつまんない。ぜーんぜんおもしろない。たのしいことなーんもないわ。」とつぶやいて今日はとってもご機嫌ななめです。さくらもちのはっぱのふくも「こんなはっぱのふくいらーん」と捨ててしまい、ぐだぐだごろごろと転がっていました。


そんなさくらこさんを見て、キャンディーさんとプリンちゃんとラムネくんが「どうしたん？」と聞いても「ふん。ほっといて」と言うし。3しょくだんごやトランプ達が一緒に遊ぼうと誘っても、「そんなんちっともおもしろなーい」「やりたなーい」と断るのに、みんながハンカチおとしで遊んでいるところを邪魔したりして。

結局ひとりぼっちになり原っぱで寝そべるさくらこさん。「どうせわたしなんか　さくらのはっぱないから　だれもたべてくれへんわ」とふてくされて、小さな声でみんなの悪口をいいながら寝てしまいと…このさくらこさん、なんといっても性格が中々厄介者です！
けれど、どこか憎めないところもあって、結局は可愛いさくらもちなのです！


私の甥っ子も中々厄介な元気な3歳児で、好き嫌いが激しく嫌なものはいや！と言い、おもちゃが欲しいと言うので買ってあげても飽きたらその辺にポイっとされるし、落ち着きが無くとにかく走りまわって疲れたら抱っこ！！と甘えてきて、ものすごく振りまわされています（笑）


疲労感は半端ないですが、やっぱり全然憎めないし楽しそうに笑っている甥っ子の笑顔が可愛くて仕方ないです！私の携帯に甥っ子の写真や動画が、めっちゃあります（笑）

さて、少し私個人の話になってしまいましたが（笑）岡田さんの絵本には独特な世界観があり毎回圧倒されます！このたべものシリーズでは、食べ物のキャラ達が元気よく動き回って、おまけに大阪弁で喋っておもろい展開になって…その発想力どこから出てきたん！？と毎回新作が出る度に驚かされます！


そして、最後にふと思ったのですが、さくらこさんには、人間の女子にもよくみられる突然不機嫌になるなどの共感する行動がありで、岡田さん…なんでこんなに女子あるあるの複雑な感情をうまく表現できるのか！！と不思議に思いました（笑）


春に読みたい！さくらこさんに振り回されながらぜひ笑ってください！とおすすめの１冊です。季節も寒かった冬を乗り越え、ようやく暖かい春がやってきますね！！あー楽しみ♪楽しみ♪早くお花見行きたいな…（笑）以上子ども館宗像でした。

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