世の中には多くの仕事がありますよね。

自分に合った仕事に就けたらいいですが、どんな仕事があるか知らない方も多いのではないでしょうか?
仕事内容を知っているだけで、きっと自分に合う仕事を探しやすくなりますよね。

今回は「調理スタッフ」「軽作業ワーク」「コンビニ・スーパー」「受付業務」「コールセンター」の5つの仕事内容をご紹介します。

その①「調理スタッフ」

その名の通り、食事を作る「調理スタッフ」。
学校の給食や、会社、病院での食堂、お弁当屋さんなど、食事メニューを作る方々のことです。

「調理スタッフ」の仕事内容・特徴

働く場所にもよりますが、献立の作成から、食材の調達、下ごしらえ、調理、盛り付け、片付けまでと、ただ食事を作るだけではなく、食事を楽しめる工夫まで行っています。

基本的には昼食を作ることが多いので、朝早くから出勤し仕事を開始します。
「食事を作るのが好き」「食べることに興味がある!」という方にピッタリなお仕事です。

そんな調理スタッフのメリットとデメリットをご紹介しましょう。

「調理スタッフ」のメリット・デメリット

メリット

料理の基本をマスターできる

メニュー作りのすべてを担うので、食材の栄養を知りバランスのとれた献立作りから、切り方、炒め方など料理の基本を学ぶことができます。
また、料理がおいしそうに見える盛り付け方も学ぶことができますよ。

レシピが広がる

1人だとなかなかレシピが増えない…という方も多いのではないでしょうか?
同じような食材を使ったメニューばかりが増え、料理が上達しないということも!
しかし、調理スタッフの場合なら、毎日さまざまなメニューを作るので、自然とレシピが増えていきます。
また、食材のアレンジ方法も覚えるので、無駄なく食材を活用することができますよ。

健康になれる

栄養バランスが整ったメニュー作りを行うので、健康の知識が身につきます。
学んだ知識を毎日の食生活に取り入れることもできるので、健康的な体作りもできますよ。

デメリット

ケガをする可能性がある

食事をする上で、包丁や火を扱います。
慣れていない場合だと、指を切ったり、ヤケドをしてしまうことも…。
また、重い食材を運んだり、重いフライパンを扱うので、ギックリ腰になったり、腱鞘炎になってしまう方も多いです。

手が荒れる

食材を洗ったり、食器を洗ったりと水を扱うため、手が荒れてしまうことが多いです。
ハンドクリームが必需品!という方も多いです。

その②「軽作業ワーク」

商品の検品や梱包、包装を行う軽作業ワーク。
主に工場や、企業の倉庫などで行うことが多いです。

「軽作業ワーク」の仕事内容・特徴

商品に欠品がないかなどを確認し、タグ付けをしたり、ラベルを貼ったりする作業を行います。
商品は機械の部品や食品などさまざまです。
立ち仕事で行うこともあれば、動くことが多い作業場もあります。
しかし、基本的にはルーティンでの作業なので、未経験の方でも取り組みやすい仕事として人気です。

「軽作業ワーク」のメリット」でメリット

メリット

集中力が身につく

同じ商品を長時間見続けて、問題がないか等を確認します。
ミスが許されないので集中力をつけることができます。

未経験でも働きやすい

軽作業ワークは、資格やスキルがなくても、未経験で作業を行いやすいです。
育児が落ち着いた主婦や、お金を稼ぎたい大学生など、気軽に取り組みやすい仕事内容です。

人付き合いが苦手な人も働きやすい

工場内で商品を検品、梱包することがほとんどなので、人と関わることが少ないです。
対人関係が苦手な方や、黙々を作業をしたい方にはぴったりですよ。

重いものを持つことが少ない

基本的には梱包などの仕事なので、重い段ボールを運ぶといったことはありません。
そのため、女性も安心して働き始めることができます。

デメリット

単純作業

黙々と作業ができるメリットの反面、同じ作業の繰り返しで飽きてしまうことも…。
繰り返しの作業が苦手ではない場合はいいですが、単純な作業に慣れない方には苦痛かもしれません。
「時間を決めて終わしてみる!」など、ゲーム感覚で行うといった工夫が必要です。

正確さが必要

商品に欠品がないかの確認や、衛生管理に気をつけて商品管理を行います。手先の細やかな作業が必要になることもあります。
正確さやスピードも必要になってくるので、不器用な方には苦手な作業かもしれません。

立ち仕事が多い

立ちながらの作業も多いく、足のむくみなどの症状に悩まされる方も多いです。

その③「コンビニ・スーパー」

24時間営業のコンビニや、食料品を扱うスーパーでの仕事です。
どちらもレジ打ちの作業が多いですが、スーパーによってはさまざまな仕事をさせてもらえます。

「コンビニ・スーパー」の仕事内容・特徴

どちらも食料品を販売しており、買い物に来たお客様への対応や、食料品の補充を行います。
「コンビニ」では、主にレジ打ち、商品の補充を行います。
しかしコンビニでは、タバコや税金、公共料金の支払い、切手の販売など、レジで対応する種類は多岐に及びます。
そのため、最初は支払い方法を覚えることに苦戦することが多いです。
また、24時間営業なので働く時間帯を選べるのは便利ですが、時間帯によってはお客さんが全くこなかったり、怖そうなお客様に声をかけられたりと、女性だと怖い場面が多い可能性もあります。
さらに、コンビニの場合だと素早い清算を求めている方が多いです。
スピーディーに作業を行うことが大切になってきます。

「スーパー」の場合は、レジ打ちだけではなく、商品の補充や青果、お肉、お魚、惣菜などのコーナーに分かれており、担当するスタッフも違ってきます。
そのため、自分の得意分野を選べることもできますよ。
客層も家族連れが多く、お店によっては警備員がいるところもあり、安心して働けやすいです。
しかし、幅広い客層が来るスーパーだからこそ、クレームが多い可能性もありますよ。

「コンビニ・スーパー」のメリット・デメリット

メリット

近所で探せる

コンビニやスーパーは近所で探せることが多いので、「働きたい!」と思ったらすぐに探すことができます。
家から近いので、通勤のストレスも減り、効率よく稼げる場合も多いです。

ママ友が増える

近所で探すからこそ、知り合いと一緒に働くことができたり、ママ友が増える可能性があります。
子どもや家のことについての情報交換ができるので友達を増やすことができますよ。

募集が多い

コンビニやスーパーは頻繁にスタッフを募集しています。
そのため、働き口を探したい!という方にはオススメの職種です。
また、未経験でも働きやすいので、資格やスキルがない方でも気軽に挑戦できるメリットもあります。

スタッフ層が若いので、休みも取りやすい

学生やフリーターなどの若いスタッフも多いです。
夏休みや年末年始には人員を増やすこともあるので、忙しい時期にも休みを取得できる可能性が高いです。

短時間から働ける

家事や育児の影響で、8時間フルに働くことが難しい場合もありますよね。
そんなとき、コンビニやスーパーは短時間から働けることが多いので、自分の都合に合わせて働くことができます。
1日3時間、週5日などといったシフトも可能なので、主婦でも働きやすいです。

商品の知識が増える

コンビニでは、新商品をいち早く知ることができたり、公共料金の支払いなど、扱っている商品を知ることができます。
また、スーパーではお肉やお魚を扱うので、技術を学ぶこともできますよ。

デメリット

時給が低い

お店や地域によって違いますが、基本的に800円〜多くて900円と時給が低めです。
そのため、がっつり稼ぐことが難しいケースも。
家の近さや環境を考えると働きやすいかもしれませんが、低時給で長く続けるのは苦しい…という方もいます。

接客業なのでクレーム対応が多い

接客業なので、クレーム対応を行うことが多いです。
臨機応変な対応が必要になってくるので、接客などの対応が苦手な場合は、経験を積み重ねないといけません。

その④「受付業務」

病院の患者さん、会社などの来客対応を行う「受付業務」です。
来客した方への案内を行ったり、予約取ったり電話対応などが主な業務です。

「受付業務」の仕事内容・特徴

受付業務はまさに会社の顔です。
基本的には、来客の対応を行います。そのほか、電話対応、予約対応、顧客の管理などを行い、来客者が安心して動けるように段取りをします。
基本的なビジネスマナー、コミュニケーションスキルが必要となってきます。

「受付業務」のメリット・デメリット

メリット

ビジネスマナーが身につく

働く場所によりますが、幅広い世代の方を対応しています。
不快感を与えないように対応をするので、基本的なビジネスマナーを身につけることができます。
電話、メールの対応なども行うので、どの職場でも使えるスキルを学べます。

スキルアップをさらなるキャリアを目指せる

受付業務をスキルアップすることで、さらなる上を目指せることも。例えば、企業の受付業務をこなすことで、秘書業務を行うチャンスも広がる可能性があります。

年齢を重ねても働きやすい

土日祝日は休みなところが多く、残業も少ないです。
そのため、家庭や育児との両立もでき、長く働くことができますよ。

デメリット

専門的なスキルが身につきにくい

一般的なビジネスマナーを身につけることはできますが、専門的な知識を学ぶことは難しいです。
より深めて専門的になりたい!という方にはご注意ください。

単調な仕事が多い

座りっぱなしで来客対応を行うことが多いので、単調に感じてしまうことも。

女性が多いので出会いが少ない

受付業務は、女性が多い職場が多いです。
そのため、出会いがなかなかない…ということも!職場で出会いを求めたい、交流の幅を広げたい、という方は、社内以外での出会いを探しましょう。

その⑤「コールセンター」

企業の製品に対して、電話で問い合わせがあった場合に対応を行う「コールセンター」。
電話でのやり取りになるので、敬語や声のトーンなども必要になってきます。

「コールセンター」の仕事内容・特徴

商品に対して不明な点がある場合や、気になることがある場合に、電話で問い合わせるコールセンター。
商品に対する知識や、分かりやすい説明をするスキルが必要になってきます。
しかし、マニュアルが完備されているので、未経験でも始めやすいですよ。
コールセンターは商品を説明する仕事なので、いわば企業の顔です。電話対応によって印象がガラリと変わるので、言葉一つ一つが大切になります。
コミュニケーション能力やビジネスマナーが必要になってくるので、話すことが好きな方、説明が得意な方にぴったりです。

「コールセンター」のメリット・デメリット

メリット

正しい敬語や声のトーンなどが学べる

電話での対応になるので、相手を不快にさせない話し方や声のトーンを学ぶことができます。
相手に伝わりやすく、納得をしてもらえる話し方のスキルが身につきます。

商品知識が身につく

商品に対する知識が身につきます。
例えば家電や携帯電話などの場合、深い知識を身につけることができるので、プライベートでも役に立つ可能性がありますよ。

時給が高い

コールセンターの時給は1000円以上のものが多く、かなりの高時給です。
がっつりと稼ぐことができるので、稼ぎたい方にオススメです。

服装・ヘアメイクが自由

基本的にコールセンターの仕事は、服装やヘアメイクが自由なところが多いです。
そのため、大学生やおしゃれに力を入れたい!というにはぴったりですよ。

デメリット

声だけで伝えるのが難しい

顔が見えない相手に声だけで伝えるのが難しいといわれています。
また、顔が見えないからこそ、小言を言われたりクレーム対応に追われることも…。

デスクワークなので運動不足になる

1日中座りっぱなしなので運動不足になりがちです。
室内なので、冷えや足のむくみが気になる方もいるそうです。
ひざ掛けを利用したり、こまめにストレッチをしたりなどの工夫が必要です。

仕事の特徴を捉えて、自分にぴったりな職種探そう♪

いかがでしょうか?職種は知っているけれど、仕事内容に関してはイマイチ知らなかった…という方も多いのではないでしょうか?
仕事内容やメリット、デメリットを捉えて、自分に合った仕事を選んでみてくださいね。
ぜひ参考にしてください。