近年では、仕事探しにあたって求人サイトを使うのが当たり前になっています。逆にいうと、求人サイトをうまく活用しないと、自分に合った仕事探しが難しい世の中になっているといえます。


30代以降の主婦には、求人サイトなんて言葉だけは知っているけど・・使う自信なんてないわと、ため息をつく方も多いと思います。
しかし、このネットの時代に避けてとおるわけにはいかかにですね。トホホ・・ですが。


毎回言いますが、まずは「知る」ということがとても大切です。
そこで今回は、求人サイトや人材紹介会社を初めて使う方でも分かるように、それぞれのメリットやデメリット、利用方法などのコツを紹介していきます。

ママ子

私は、「仕事してみたいな」と思ったとき、当時はまだネットがあまり普及もしておらずでしたので、新聞の折り込みチラシかハローワークくらいでした。ハローワークに行くほど本気にならず。(一歩がなかなか出ず)土日の新聞折り込みを眺めていました。
それだけでも、「こんな求人があるんだ。この時間帯で時給、こんなにもらえるんだ」などと思ったものです。
求人サイトは、今、この見ている手で進めることができます。まず、見てみるだけでも意識が変わる。
仕事をするかしないかよりも、「前」に進みたい。そう思っていませんか?

1.まずは一歩を踏み出す!求人サイトって?


主婦の方は家事などで、仕事を探す時間も限られているものです。そこで効率的に少ない時間でたくさんの求人を見ることが必要になります。


そんなときに便利なのが、求人サイトです。求人サイトは、社員やパートを必要とする企業の求人が集まっているサイトのことです。

企業がサイトにお金を払って、求人広告を出しているわけです。運営は企業からの広告費で行われているために、仕事を探している主婦のほうにお金が発生することはありません。


登録から運用まで全て無料で利用することができます。ノーリスクで利用できるので、特に仕事探しの第一歩としておすすめです。


気になる求人があれば、サイト上で応募することができます。あらかじめ希望の条件を入れておけば、条件に会った企業の求人が出たときに、メールで知らせてくれる機能もあります。

限られた時間のなかで仕事探しをしたい主婦には、まさにうってつけの方法なのが、この求人サイトです。

2.求人サイトの選び方



転職サイトとひとえにいっても、今ではネット上に数多くのものが存在しています。どこも同じでしょ? という声も聞こえてきそうですが、そんなことはありません。


やはり、求人サイトによって特徴が違いますし、使えるところもあればそうでないところもあるわけです。
初心者の方が失敗しないために、特に押さえておきたいチェックポイントは3つあります。

求人数
スカウト機能
使いやすい設計

以上の3点には特に注意をして求人サイトを選ぶようにしましょう。求人数は、求人サイトによっても大きな違いがあります。できるだけ求人数の多い求人サイトを選ぶのがポイントです。


スカウト機能も大事です。
自分から検索するのではなくて、企業のほうから希望の条件にあったユーザーにオファーをするものです。


これによって、新たな出会いがあることもあります。自分で探しても見つからなかったような求人に出会えることもあるので、スカウト機能が充実している転職サイトを選ぶようにしましょう。


登録画面や企業の検索、応募からメッセージのやりとりにいたるまで、求人サイトによって使いやすさが変わってきます。
使いにくいと、サイト訪問自体が億劫になって転職活動にも支障をきたす恐れがあります。


3.求人サイトを上手く利用する3つのポイント


自分の希望に合った求人サイトを選択する
仕事探しのコツについて書かれたコラムや面接対策ツールなど、求人以外のコンテンツも利用する
毎週新たな求人が出るので、常に目を光らせておく

3-1.自分の希望条件で検索可能な求人サイトを選択する


求人サイトによって、どういった条件で検索できるのかが変わってきます。
特に主婦は、自分の今の状況に応じた仕事の選択が重要です。

たとえばパート希望であれば、勤務エリアや勤務時間帯など、細かく入れて検索できる求人サイトが良いでしょう。
正社員を希望しているのであれば、転職サイトを利用するべきです。そして実際に主婦が多く働いている職場など、絞りをかけて検索できる転職サイトが望ましいです。

3-2.仕事探しのコツについて書かれたコラムや面接対策ツールなど、求人以外のコンテンツも利用する

求人サイトでは、企業からの求人広告だけではなくて、それこそ転職に役立つコラム集や面接・履歴書の対策ツールなど、たくさんのコンテンツがあります。


実際に転職に成功した先輩達の体験談や、自己分析によって適性のある職種が分かるツールが用意されているサイトもあります。


こういったコンテンツを利用することで、重要な知識が手に入ったり、仕事探しのスキルがアップします。
求人以外のコンテンツも積極的に利用するようにしましょう。

3-3.毎週新たな求人が出るので、常に目を光らせておく

求人サイトでは、あらかじめ自分の希望条件を登録しておきます。すると、希望に合った新着の求人がメールで送られてきます。


特に人気がある求人は、公開してすぐに応募が殺到して、締め切られることが多いです。スピード勝負なので、毎日メールをチェックするようにしておくなど、新着の条件の良い求人を見逃さないようにすることが大事です。

4.求人サイトを利用するメリット



転職サイトって実際どんなメリットがあるのか知りたいという人も多いです。この項目では、求人サイトに登録するにことによるメリットを解説していきます。

4-1.数多くの求人を見ることができる

これが最大のメリットです。求人サイトでは、大手のところを選べば数多くの求人を見ることができます。


たとえば、リクナビネクストでは、毎週1000を超える求人が追加されていきます。求人ページには企業の理念や職場環境などが詳細に画像付きで載せられています。自分の志望動機をもう一度見つめなおすことにもつながります。

4-2.自分のペースで転職活動ができる

転職サイトであれば、自分が好きなときに好きなときだけ転職活動をすることが可能です。
特に情報収集に時間をかけて、中期的なスパンで転職活動をしていきたいという人に向いています。

4-3.人材紹介会社を利用したライバルより有利

企業側からすると、応募者は2つの属性に分かれています。
1つは、転職サイトやホームページから自力で求人情報を見つけて応募してきた人。もう1つが、人材紹介会社や転職エージェントを介して応募してきた人です。


このうち、後者の人材紹介会社から応募してきた人を採用する場合、手数料として、年収の30~40%を人材紹介会社に手数料として払わなければいけません。

これに対して、求人サイトを利用した応募者には、当然、手数料は発生しないので0円で採用することができます。


つまり、企業側には、よほど能力の差がないかぎりは、人材紹介会社から来た人を採用するメリットがありません。同等程度の資質であれば、転職サイト利用者を採用するというわけです。


特に採用にあまり費用を割けない小規模な会社ほど、この傾向は強くなります。

5.求人サイトのデメリット


5-1.求人数があまりにも多い

求人数の多さが、逆に時間がない人にはデメリットになることがあります。希望条件を入力して検索をして、何千件もヒットしたら、全て見るのはなかなか難しいです。


すると、最初のページだけ見て、後は見ていない、ということもありえます。良い案件があったとしても、他の案件に埋もれてしまっていて、それを見つけられないことがあるわけです。

5-2.給与交渉などが面倒

実際に面接の場で、給与など勤務条件について交渉をすることがあります。このとき、自分1人で行わなければなりません。
内定をもらっても、低すぎる給与では生活が厳しいですし、あまりに高い給与を提示してしまうと、そもそも内定がもらえなかったりします。こういった条件面の交渉が難しくなります。

6.求人サイトの利用方法



求人サイトのメリットやデメリットを見てきました。実際に自分に合っていると思うほうで転職活動をしていきましょう。

求人サイトの登録方法は、たとえば、リクナビネクストでは、名前、生年月日、メールアドレスを入力するだけなので簡単です。


ただし、求人サイトの魅力は、スカウト機能です。このスカウト機能を存分に使うためには、企業が閲覧する自分のレジュメを詳細に書いておく必要があります。


レジュメには、自己PRや経歴、資格やスキルを記載していきます。これが充実していないと、企業からの魅力的なスカウトは来ません。

いかがでしたか。少しは身近に感じていただけましたでしょうか。少しコツを知っているだけでも、とっつきやすくなりますね。何よりもまずは一歩前に行動してみてくださいね。