多くの女性は、結婚し出産をした後、もう一度仕事探しを考えている方が多いのではないでしょうか?
しかし、仕事を離れているブランクや、家事や育児のことを考えて、一歩踏み出せないという方もいますよね。
本記事では、全ての主婦の仕事探しにおける不安を洗い出し、対策方法をご紹介します。

1.主婦の仕事探しにおける「不安」と「対策」

「仕事探しをしよう!」と考えたとき、家庭に対する不安が多く出てくると思います。
まずは、不安な要素を大きく3つに分けて紹介し、安心して働けるように解決しましょう。

1-1.「子どもの病気」

一番は子どもの病気ですよね。急に熱を出した、ケガをした…という状態の場合、仕事を休まないといけないケースがあります。
そんなときに臨機応変に対応してくれる会社であればいいですが、実際は厳しいですよね。


そういったケースに備えて「病児保育」があることをご存知でしょうか?
病児保育は、「子どもが病気や病気からの回復途中で、集団での保育ができない場合、保育所や医療機関などの専用スペースで保育をしてくれる」というサービスです。


各地域で「病児保育」を行っているところがあるので、事前に確認をしておくと安心です。「休めない!」という場合に、このようなサービスを知っておくと慌てないですし、仕事探しに前向きになれそうですよね。


参考文献:東京都病児保育事業

1-2.「家事・育児の両立」

家事や育児の両立も不安ですよね。
そういった場合、これから探す人は「両立しやすい仕事」を探しましょう。
例えば、残業がなく、休日出勤がない仕事だとかなり働きやすいですよね。


そのほか、「家族の理解・協力を得る」ことも大切です。夫に相談して家事を分担したり、自分の両親に相談をして、子どもの面倒を見てもらうなどで改善できます。


また、家事の負担を減らすべく「時短」を心がけるのもオススメです。
最近では時短特集で、料理や掃除を短時間で終わらす技を見かけますよね。
料理だと「作り置き」を行うだけでかなり時短になりますよ!

1-3.「子どもの預け先」

子どもの預け先もしっかりと考えることが必要です。
一番は保育園に預けることですが、それ以外の預け先も考えておきましょう。
自分の両親や兄弟など、何かあったときにすぐに連絡をして助けてもらえる環境は大切です。


また、各地域の託児所や、近所のママ友や友人とコミュニケーションをとって、何かあった場合に、預けられる場所があるのか確認を行いましょう。

2.新しく仕事を探す場合

家庭の不安を洗い出し、「働けそう!」と思ったら、実際に新しく仕事を探す場合の考え方をご紹介します。

2–1.新しく仕事を探す人が陥る不安を抑える

いざ「仕事を探そう!」と思っても、どんな仕事を選べばいいかわからないですよね。
また、提示されている勤務条件や体制に偽りはないか、職場の人間関係に馴染めるかどうか?という不安もあります。
そういった仕事に対する自分の不安点を抑えて、具値的に仕事を選んでいきましょう。

2-2.どの仕事にするかを決める

まずは、「自分がどんな仕事に向いているのか」を知りましょう。
下記のチェックポイントを参照に、自分の希望条件を書き出し、優先順位をつけていきます。
このとき、すべて希望通りにならないことを頭に入れておきましょう。


自分にとって、何が一番譲れないかを考えると、おのずと捨ててもいいと思える条件が見えてくるはずです。

チェックポイント
1 勤務時間・勤務形態(正社員、アルバイト、パートなのかなど)
2 職場との距離
3 特殊なスキル、資格が必要かどうか
4 職場の人数、同僚の年齢層、性別

このようなポイントをしっかりと踏まえて、仕事を見つけていきましょう。
自分一人では決めにくいと思うので、家族に相談したり、家族の協力をお願いすることもオススメです。

2-3.子どもの預け先を決める

仕事が絞れてきたら、先ほど紹介した子どもの預け先を決めておくといいでしょう。
もしかすると面接で子どもについて聞かれる可能性があるので、事前に対策しておきましょう。

2-4.応募する

しっかりと事前の準備が整ったら、応募をします。
念のため「希望の会社に電話をして、まだ求人を募集しているかの確認」をしてから具体的な応募を進めていきましょう。
ほとんどの場合、履歴書を書くことが必要です。履歴書の書き方やテンプレートはネット上に多くあるので、参考にして準備しましょう。


履歴書のほか、面接用のスーツやカバン、ヘアスタイルなども研究しておくことが大切です。
不安な場合は、面接の練習をしておくのもいいでしょう。自己PR、志望動機などを落ち着いて話す訓練を行うと、緊張せずにスムースに面接に臨めますよ。

3.元の職場に戻る場合

新しく仕事を探すのではなく、育休を取得したりなどで、もう一度元の職場に戻る場合もありますよね。
知っている職場だからこそ、安心な面もありますが、やはり不安もありますよね。
長期間の育休を取得していると「勘が鈍っていないか?」「知識を忘れていないのか?」などの不安な点が多く出てくるはずです。


その場合は、育休中でも、職場復帰を目指しての対策が必要になってきます。
休んでいる場合でも、業種に関連するニュースに目を通しておく知識やスキルアップの勉強を行う…などといった対策をしていきましょう。
そういった対策を行うことで、スムーズな復帰ができるのではないでしょうか?

4.主婦でも諦めない!不安を洗い出して仕事を探そう!

一度仕事から離れて、もう一度仕事を探す場合はやはり不安ですよね。
しかし、自分の不安を洗い出し、自分に合った仕事を探すことはきっとできるはずです。
仕事を探そうか不安な方、ぜひ参考にしてくださいね。