いつかは働きに出たい!子育ても手を抜きたくない!そんな悩みを抱えて思い通りに行動できずにいませんか?
ママが仕事を考えるなら、自分の本音とキャリアをしっかり見つめなおしてみましょう。


1.仕事をする目的


1-1.これからのキャリアアップを考えよう


主婦が再就職や転職に挑戦するときに心に刻んでおきたいのが、自分に誇りを持つこと。
年だから、子どもがいるから、ブランクがあるからと自分を安売りしていては経験もスキルも身に付かない状態で転職を繰り返す羽目になってしまいます。


年齢を重ねた人が向いている仕事、子育て経験をしているからこそできる仕事など、良い影響をもたらすこともあるのです。


しかしながら、仕事のブランクが2~3年以上もあると即戦力として認められるのは厳しい部分もあります。
40歳までに正社員になるといった目標を決めて、少しずつでもステップアップできるように作戦を立てていきましょう。



>>子持ち主婦の再就職応援!ブランクが心配なママがはじめる最初の一歩


1-2.仕事のモチベーションを再確認しよう


仕事をするにあたって、何のために働くのかという動機もはっきりさせておきたいですね。
ママが仕事をする目的は、お金をしっかりと貯めるため。そして自分らしく、イキイキと暮らすためなどと、色々と理由はあると思います。


その動機を明確にして何を優先するのかを知ることで、仕事の探し方も変わってきます。

特に意識したいのは、「長く働き続ける」視点です。たとえ40歳からの再スタートでも、20年以上働き続けることが可能です。
パートやアルバイトでも「たいした仕事ではない」などと思わず、これから経験を積んでいくことで、将来的にキャリアアップしていくイメージをもちたいものです。

1-3.仕事の動機のチェックリスト



次に紹介するチェックリストの中から、重要だと思うものを3つ選んでみてください。
↓ ↓ ↓
□生活費を増やしたい
□子どもの教育費を稼ぐ!
□収入を得て家計のゆとりが欲しい
□自分の自由になるお金が欲しい
□マイホーム購入資金を貯蓄したい
□時間ができたから働きたい
□周りの友達が働いているから自分も
□家族に勧められたから
□一人の人間として社会と接点を持ちたい
□子どもを保育園に入れるため
□家に閉じこもりっぱなしはイヤ
□働くことが当たり前だと思っている
□自分の能力を試したい
□資格を活かしたい
□誰かの役に立ちたい
□仕事を通じて成長したい
□もっといろいろな知識を増やしたい
□スキルアップしたい
□社会貢献したい
□趣味を極めたい

はい、チェックしてみました!
選んだ3つが、自分にとっての働くモチベーションになるもの。
再就職活動中になかなか仕事が見つからなくて、くじけそうになったときに自分の仕事の動機を振り返ってみてください。
実際に仕事をスタートして、困難に感じたときも心の支えになってくれます。

2.仕事をするメリット・デメリット


子供の教育費や老後の資金のことを考えると共働きは賢い選択。共働きのメリット・デメリットを見ていきましょう。

メリット デメリット
●世帯収入が増える
一番のメリットはやはり「お金」です。自分のこずかいにしてもよし、自分の給料は貯蓄や投資に回してもよし。収入が増えることで、お金の使い道の自由度が高まります。
●保育料がかさむ
小学生就学前は、子どもを保育園に預けることが最初の難関になります。認可保育園は収入によって保育料も変動するもの。世帯収入が増えることで保育料が上がり、人によっては「貯蓄どころではない」という事態も起こります。
●生活にメリハリができる
仕事を持つと、オンとオフのメリハリを自覚しやすくなるのがメリット。少ない時間で家庭を切り盛りする習慣が身についたり、些細なことを気にしなくなったり、物事をスムーズに運ばせるスキルが高まります。
●心配の種も増える
小さいうちは、病気やケガがつきもの。たびたび仕事を休む機会が増えると、精神的負担も増していくのは否めません。
●将来設計のプラスにも
社会保険に加入した場合は、老後の年金額アップも見込めます。法改正により、扶養控除制度の廃止が検討されている現在、「103万円の壁」にとらわれず、自分のキャリアとマネープランを考えておくのが得策といえるでしょう。
●仕事が増える
育児に積極的な男性が増えていますが、家のことはノータッチという男性も少なくありません。ストレスがたまってくると「自分ばかりが忙しい」と夫婦喧嘩の原因にも。仕事を始めたら家事、育児の分担はどうするの?という話し合いは最初にしておきましょう。



これらをしっかりと分かった上で、決めていきたいですね。