仕事を探す前に知っておきたいこと

新しく仕事を探す場合、皆さんはどんなことを考えていますか?


お給料や仕事内容だけで勢いよく決めてしまうと、働き出してから「こんなはずじゃなかった…!」と後悔する可能性もありますよね。
現代では多くの求人情報があるので、「どれがいいのか?」と一度迷ってしまうとかなり悩んでしまうもの。


また、主婦や若い世代の場合だと、「家から近い」「勤務時間の柔軟性」などに目がいきがちです。しかし若い世代の場合は、今後フルタイム勤務を目指していくのなら、大事なキャリアの種まきをする時期でもあります


効率よく仕事を探すためにも、事前にしっかりと考えておく必要がありますよね!
本記事では、仕事を探す上で覚えておきたい、「仕事選び時に押さえておきたいポイント」についてご紹介します。

①会社の理念や特徴

まずは、気になる会社がどんな会社なのかを知る必要があります。


ハローワークや広告で記載されている内容だけではなく、会社の「ホームページ」を見ることをオススメします。


ホームページには「社長の挨拶」「企業理念」などが記載されています。
大企業の場合は、なかなか社長と会う機会は少ないと思いますが、中小企業の場合は社長との距離も近いです。社長の雰囲気を感じるためにも、どんな挨拶、言葉が書いてあるかを確認しましょう。


また、社員が何人いるか、会社はいつ設立されたのか?などの企業情報を見ることも大切です。

②勤務形態・勤務時間

正社員なのか?非正規社員なのか?

会社の雰囲気がつかめたら、勤務形態を確認しましょう。


「正社員」なのか「非正規社員」なのか、もしくは「派遣」「アルバイト」なのか、勤務形態によって、お給料や待遇が変わってくるのでしっかりと確認しましょう。


また、非正規社員でも正社員に昇格する場合もあるので、そのあたりのチェックも必要です。

勤務時間

1日の勤務時間も確認しましょう。


時短勤務ができるのか?定時出社、定時退社ができるのか?ということも重要です。


子育てをしているお母さんの場合、「子どもがいるから…」とパートや時短勤務を選んでしまいがちですが、子どもがいるからこそ、しっかりと安定して働ける仕事を選ぶことをオススメします。


子供の手がかからなくなった時に、「フルタイムで頑張りたい!」という気持ちになることもありますよね。いずれフルタイムで働けるような仕事を探しておくことも大切です。

休み

月にどれくらい休みがあるのか?休日出勤はあるのか?などの確認も行いましょう。

③仕事内容

自分に興味がある内容か

仕事を選ぶ際、まずは自分の興味がある内容かを考えましょう。興味が全くない仕事の場合だと、続けていくことが難しい可能性があります。

資格や今までのスキルが活かせるか

例えば「事務スタッフ」の場合、パソコンを使用できるスキルがあるか、ビジネスマナーなどといった、自分の持っている資格や今までの経験が活かせるかどうかも必要になってきます。


資格やスキルがある場合、採用される可能性も高まります。幅広い資格、スキル、経験が大切です。

仕事の充実感・ステップアップが可能か

仕事に対する「やりがい」も重要です。


自分の仕事の幅が広がるような、ワクワクする感覚を持てる仕事だと、充実した社会人生活を過ごすことができます。


加えて、「次はあの仕事がしたい!」「リーダーを任されたい!」といったステップアップを目指せる仕事だとなお良いですね。


どちらも、長く働ける理由にもつながります

勤務地

勤務する場所も大切です。


家を買ったり、引っ越した後に、急に転勤が決まるケースもあります…!
そのため、あらかじめ転勤についてはしっかりと確認しましょう。サービス業では近くの店舗に異動があるというケースも多いので、注意が必要です。

④仕事環境

具体的な会社の様子についても確認しましょう。


まずは、「残業」です。定時に帰れるのか?残業するなら月にどのくらいなのか?などを意識しておきましょう。

勤務時間についても、行事に合わせて季節的に忙しくなる可能性もあるので1年間の大まかな仕事スケジュールを確認することをオススメします。


また、職場の人数も大切です。少人数の場合だと、性格が合わないこともありますし、急な休みを取得する際に、代行が見つかりにくいことも。自分に合う従業員人数を知っておくといいかもしれません。


それと同時に「平均年齢」も重要です。
なるべく幅広い年代が在籍している方が、仕事がしやすいです。
若い世代ばかり、同じような世代ばかりだと、話もしづらいですし、世代ギャップに苦しむことも…!


そういった職場の雰囲気のほか、女性の人数女性の管理職がいるかなど、働く人の様子を知ることも大切です。


仕事をする上で人間関係は大きく影響するので、自分の直感を信じてみたり、周りの評判を聞くなどし、判断しましょう。


さらに「離職率」も見逃せません。常に人を募集している会社は、離職率が高いので注意が必要です。せっかく入社をしてもすぐに離職することになっては、なかなか安定した収入を得ることはできません。離職率が高い場合は理由を聞くようにし、自分が納得できるかどうかを判断しましょう。

⑤交通について

交通手段も重要です。通勤にどれくらい時間をかけられるか?ということを踏まえて考えていきます。


また、家から近いのか、電車、車通勤なのか、交通費は会社で負担してくれるのか?も確認しましょう。

⑥会社の制度

あまり知らずに入社してしまうことが多い会社の制度ですが、社員の教育を目的としたサポート体制がある会社も多いです。


資格取得に向けた勉強会、テキストの販売、資格の受験費用などサポートを行っていることも。そういった社員の教育サポート、昇給、昇格などの制度はきちんと確認しておきましょう!


無料で勉強ができる環境が整っている可能性もあるので、知らないのはもったいないですよ。

⑦給与・福利厚生

一番気になるのが給与や福利厚生ですよね。


自分の生活に必要な給与を計算して、最低限稼がないといけない費用を算出しておけば、迷わずに仕事を選べるかもしれません。


また、昇給があるのか、残業手当があるのか?なども把握しておきましょう。


それと同じく、育休・産休・介護などの休暇を取得できるか、取得実績があるのかも聞いておくといいでしょう。


毎月の休み以外にも、長期休暇があるのか?服装や髪型の規定があるのか?といった細い福利厚生、制度を知っておくことも大切です。


会社によっては、家賃補助があったり、制服・パソコンの貸与などがある場合も多いです。また、大企業の場合だと、スポーツクラブやホテルなどの施設と提携を行っており、お得に利用できることも!


できる限り会社の制度は賢く利用したいですよね。

まとめ

仕事を選ぶにあたって大切なことをご紹介しました。


もちろん、この全ての項目をクリアすることは難しいかもしれません。


その場合は、「自分にとって何が一番大切か?」ということを考えてみることをオススメします。


また、「主婦だから…」といって諦めるのはもったいないです。
育児をしている場合でも、長期的に計画を立てて仕事を探しましょう。
子どもはどんどん大きくなり、いずれ手がかからなくなりますよね。
できる範囲でスキルや資格を身に付け、会社にとって必要な人材になることが大切です


仕事選びをする際はぜひ参考にしてみてください。