働きながら家事をするというのはとても大変ですよね。時として「なんで私だけこんなに大変なの?」と思って辛くなることもあるのではないでしょうか。
この記事では働く主婦が家事を上手にこなす方法についてご紹介します。

1.日々、時間に追われている

働く主婦は本当に時間がありません。職場に育児にと本当に大変です。ここではそんな働く主婦が、どれほど大変なのかご紹介します。

1-1.何に時間を使っていますか?

日々時間に追われている主婦の方ですが、何に時間を使っているのでしょうか。働いていますので、日中のほとんどは仕事でしょう。そして出勤前と帰宅後は家事ですよね。


料理や掃除、洗濯に時間をとられます。さらに子どもがいる場合は育児にも時間をとられますよね。他にも子どもがいる場合は保育園への送り迎えにも時間をとられています。

一度、何に時間を使っているか書き出してみませんか?ご主人への協力をお願いするときにも役立ちそうです。
計画的に時間を管理することができればよいのですが、なかなか簡単にはできませんが、家族で分担できることなど見つかるかもしれません。

1-2.無駄な時間はある?

そんな忙しい主婦ですが、”無駄な時間”と考えられる時間もあります。
もちろん、こうした時間は簡単には無くすことができないのが悩みなのですが、できることなら無駄だと思われる時間を無くしていく方が良いですよね。


例えば保育園でのママ友との立ち話。「早く家に帰りたい」と思うかもしれませんが、ママ友付き合いは大事な面もありますので難しいところではあります。


他にもネットサーフィン。夜寝る前にスマホを見過ぎでついつい寝る時間が遅くなるというのもあります。
子どもが寝てからやっと自分の静かな時間。どうしてもスマホを使いすぎてしまいます。こうした時間もできるだけ少なくしたいですよね。
30分と決めてしまうことも手かもしれません。


意外にも、スーパーで毎日30分以上かかってしまう人もいいるかもしれません。「買い物」に毎日いくのが日常になっており、時間がとられていませんか?
買い物をネットスーパーや食材宅配(宅配食)で済ませることで時間ができるかもしれません。

1-3.家庭で時間はある?

家に帰ると子どもの世話と料理など家に帰ってからも休まる時間はありません。
旦那さんが早い時間に帰ってくるのであれば良いのですが、そうでない場合はひとりですべてやる必要があります。


家事分担を上手に旦那さんとしようとしてもそもそも家にいないということもあり、家事分担はできず、不満ばかりが募ることも多いようです。


思い切って、家事代行サービスの利用などをするママも増えてきましたね。罪悪感さえなければ、どんどん利用して大変な時期を乗り切るスキルの1つとしてほしいです。

1-4.職場での対応

職場は子育てや家事から少し離れることができて、ほっと一息つけるママも多いのではないでしょうか。
しかし、自分で仕事を調整しないと、保育園のお迎えに間に合わないということもあるのですが、仕事を断ることができない人も多いです。


しっかりと断る勇気も必要ですし、定時に帰る必要があるということを職場でしっかりと認識してもらうようにコミュニケーションをしっかりととっていくべきでしょう。

ママ子

定時で帰れないと、ぼやいてばかりいませんか?いつもきちんと帰るママが一番気を付けているのが「コミュニケーション」です。実はこれが一番確実な方法です。お互いにサポートし合える信頼を築きましょう!

2.しんどくなったときには

これだけ時間がないハードな生活を送っていれば、生活がしんどくなるのは当然です。ここでは自分がしんどくなったときにどうすれば良いか、ご紹介します。

2-1.なぜ仕事をしているか、再確認してモチベーションをあげる

家事と仕事、さらには育児とやることが多くなってくると、仕事に対するモチベーションも下がってきます。
周りから「そこまでして仕事をしなくてもいいんじゃないの?」などと言われることもあります。


そうした中でモチベーションをあげるのは大変なことですが、「なぜ仕事をしているのか」再確認してみましょう。必ず仕事をする理由はあるはずです。


例えば自分の企画を世に出したいなどです。モチベーションを上げるためにももう一度仕事をする理由について考えてみましょう。

こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
>>主婦が仕事をするメリット・デメリット。働く目的とモチベーションの保ち方


2-2.やらなくていいことはしない

家事も育児も仕事もとすべてを自分で引き受けるのはそもそも無理です。やらなくてもいいことはやらないようにしていくのも大切です。


掃除や料理もサボっても構いません。毎日掃除をしなくても問題はありませんよね。料理は外食もできますし、スーパーでおかずを買うこともできます。
お金さえ払えば家事サービスも利用できます。一時的には「高い!」と思うものですが、
それで少し体がラクになるなどし、仕事を継続できれば高い買い物ではないことを知っておきましょう。

2-3.性的役割分担という考え方

家事や育児は女性がするものではありません。男性にも家事や育児はすることができます。まずその前提を共有しないと、その先の話ができません。


例えば男性でも育児休暇は取れますし、時短勤務もできます。ママが保育園への送り迎えをしているとパパが朝の送りを担当している家庭も多いようです。
男性でも育児に協力することはできるわけですから、しっかりと話し合い、会社にも伝えて協力してもらうようにしましょう。

3.スケジュールを立てる

家事を上手にこなすためには、スケジュールも上手に立てる必要があります。ここではどのようにスケジュールを立てればよいか、その立て方についてご紹介します。

3-1.必ず終わらせることを大きく書く

まず優先順位をしっかりと決める必要があります。そのためには必ず終わらせることを大きく書いておいて、目立つようにしておきましょう。
それが終われば本日の重要な家事は終わり。それぐらいの気持ちでいましょう。

3-2.予定は詰め込みすぎない

忙しい人はスケジュールを詰め込みすぎる傾向があります。どんどん約束を入れていって気づいたらすべてのスケジュールが埋まっていたということが多いです。


あらかじめ休む日は決めておいて、スケジュールを詰め込みすぎないようにしていきましょう。

3-3.平日の晩御飯を決めておく

平日の晩御飯は曜日ごとに決めておくととても便利です。

例えば、月曜日は洋風(ハンバーグやコロッケ)、火曜は中華(餃子やマーボーナス)、水曜日は丼物(卵丼、牛丼)、木曜日は和食(魚や焚き物)、金曜日は麺(ラーメン、焼きそば)。
これだけでも、ずいぶんとラクになるものです。途中に手抜きを入れるのがコツですよ。笑。



そうすれば事前に何を準備すれば良いかも分かりますし、日曜日に作り置きすることもできます。
事前に準備しておけば、当日はただ炒めるだけでいいのです。これだけでもずいぶん時間が楽になりますよね。

4.家事はどうすればよい?

家事は毎日する必要があるものも多いですが、優先順位を決めて工夫していけば楽になります。ここでは代表的な家事である掃除と料理をどのように工夫すれば良いのかご紹介します。

4-1.掃除をどう工夫する?

掃除は毎日しないといけないわけではありません。1週間に一度でも十分です。
もちろん子どもがいると汚くなることが多いのですが、子どもにも手伝ってもらってきれいにするのが良いでしょう。


また絨毯や畳をフローリングにすることで掃除の手間はかなりなくなります。安いシート式のものもありますので、掃除の手間を省く工夫をしてみましょう。

4-2.料理をどう工夫する?

料理の時間を少なくするためには事前に食材を切っておいて、当日は炒めるだけにするというやり方は紹介しました。
しかし、食材を切る時間もないという方は食材宅配(宅配食)の中で、すでに切ったものを宅配してもらうことができる会社もありますので、それも良いでしょう。
食材宅配(宅配食)はこちらをご覧ください。>>食材宅配(宅配食)サービス 10社比較ランキング


またおかずをスーパーで買う日があっても良いです。7日間すべて作る必要はありません。また、旦那さんがいる日曜日にまとめて買うのもありでしょう。

特に日曜日は旦那さんに家事を手伝ってもらいましょう。そうすることで平日の家事の負担を減らしましょう。

5.子どもがいると働くのが難しい?

掃除や料理だけでなく育児が入ってくると時間がありませんよね。育児のために仕事を辞める女性が多いのが社会問題にもなっています。
ここでは育児の悩みについて説明します。

5-1.子どもが病気になると大変!!

子どもがいて仕事が難しいと感じるのは、子どもが病気になったときです。子どもが病気になると誰かがお迎えに行く必要があります。特に保育園は必ずお迎えに行かねばなりません。


両親と同居している方はまだいいのですが、そうでないとかなり困ることもあります。特にインフルエンザなど長期間休むことになると大変です。両親と同居していない場合は病児保育園の確保やベビーシッターの手配などをしておいた方が良いでしょう。

5-2.子どもの送り迎えは誰がする?

保育園への送り迎えや塾など、習い事の送り迎えを誰がするのかしっかりと決めておくことは重要です。すべて奥さんが負担すると本当に大変です。旦那さんができることはやってもらうようにしましょう。

6.ある働く主婦の1日


  • 6時半 起床・身支度
  • 7時 朝ごはん・片づけ
  • 夕飯の準備(食材の解凍など)・お風呂の準備
  • 8時15分 家を出て保育園へ
  • 8時30分 保育園到着
  • 9時 職場着
  • 18時 職場を出る
  • 18時30分 保育園到着
  • 19時 帰宅
  • 19時30分 食事
  • 20時 お風呂・歯磨き・明日の子供の準備
  • 21時 子供就寝
  • 21時30分 片づけ・食事
  • 22時 旦那さん帰宅・食事
  • 23時 就寝

7.上手に休む時間を作りましょう



働きながら家事をして、さらに育児までするのは本当に大変です。家事も育児も旦那さんができることはやってもらいましょう。
また家事サービスを上手に使ったり、スケジュールをしっかりしたりして、少しでも休む時間を作りましょう。