赤ちゃんの成長にもよりますが、生後5ヶ月〜6ヶ月から食べ始める「離乳食」
これから赤ちゃんが楽しく食事をするために必要なプロセスとなります。
離乳食といっても、さまざな種類があり、赤ちゃんの成長時期によって与える食べ物が違います。

そのなかでも初めに与えるのが「おかゆ」です。
今まで母乳を与えていたのに、いきなり歯ごたえがある食べものだと、赤ちゃんは食べることができません。
そのため、母乳に近いなめらかなおかゆから食べさせるようにしましょう。


今回は、離乳食のおかゆの作り方をご紹介します。

1.離乳食「おかゆ」の作り方

おかゆの作り方はご家庭によってさまざまありますが「お米から作る」「炊いたご飯から作る」のふた通りが主流です。

1-1.お米からおかゆを作る場合

お米からおかゆを作る場合は、時間がかかりますがお米の風味が感じられますよ。
分量はお好みですが、お米1/2カップに、水を5カップを目安で作る10倍がゆレシピをご紹介しましょう。(分量はお好みで減らしてくださいね)

  1. ①洗ったお米を鍋に入れて、20〜30分ほど水を入れて入水させる
  2. ②火にかけて50分煮る
  3. ③煮たあと、火を止めて10分ほど蒸らす
  4. ④粗熱が取れたら裏ごしをする



これで10倍がゆの完成です。お米から作る場合は、鍋にお米と水を入れて作るやり方が一般的です。

固さを出したい場合は、水の分量や煮込み時間を減らしてくださいね。

1-2.炊いたご飯から作る場合

続いては炊いたご飯から10倍がゆを作るレシピです。

  1. ①鍋に炊いたご飯と水入れて、火にかける前にご飯を菜箸でほぐします。
  2. ②火にかけて30分ほど煮る
  3. ③煮立ったら蓋をして10分ほど蒸らす
  4. ④粗熱が取れたら裏ごしをする
すでに炊いたご飯から作るおかゆの場合は、短時間で作れるのでとても簡単です。作るのが大変だな…と感じる方は、炊いたご飯から作るレシピがおすすめでよ。

2.月齢に合わせた分量とは?

初めは10倍がゆからスタートしますが、徐々におかゆの固さも変化していきます。
ここからは、月齢に合わせたおかゆの固さの目安と、食べさせる分量をご紹介します。

・5〜6ヶ月

離乳食を始めた時期です。
この時期はなめらかにした10倍がゆからスタート
赤ちゃんの様子を見ながら、スプーンで一口づつ食べさせてみましょう。
なめらかにしたつぶしがゆに慣れてきたら、徐々に他の食材をつぶしたものを与えてみてくださいね。

与える分量は、まずはスプーンに一杯にし、次の日には2杯…と焦らず増やしていくことがおすすめです。


・7〜8ヶ月

7〜8ヶ月になったら、舌でつぶせる固さのおかゆを与えます。
目安としては10倍がゆから水の分量を減らした7倍がゆ
50〜80グラムほど与えましょう。
そのほか、別の食材を10〜30グラムほどつぶしたものを与えるのも可能です。

・9〜11ヶ月

このくらいの時期になると、歯茎でつぶせるかたさのおかゆへと変化します。
水の分量を減らした5倍がゆ〜軟飯が一般的です。
5倍がゆの場合は「90グラム」、軟飯は「80グラム」ほどを目安に与えてみてくださいね。

・12ヶ月〜18ヶ月

1歳になると、歯茎で噛める固さのおかゆを与えましょう。
軟飯〜通常のご飯の固さを与えます。
量も80〜90グラムと変化するので、しっかり食事を摂取することができますよ。

2-1.おかゆは冷凍もできる!

離乳食が始まったら、毎日食べさせたいおかゆ。
しかし、「毎日作るのは面倒…」という方もいると思います。
そんなときも大丈夫!実はおかゆは冷凍保存ができるので、1週間分ほどまとめて作ることができますよ

小分けして解凍しやすいように、製氷機に入れたり、小さい保存容器に入れて冷凍してみてくださいね。
解凍するときはなるべく電子レンジや鍋で一気に解凍するようにしましょう。
自然解凍をしてしまうと、時間が経つほど雑菌が繁殖してしまう可能性がある…といわれています。
そのため、食べる直前に手早く解凍して赤ちゃんに食べさせてみてくださいね。


3.実際に「おかゆ」を与えてみたときの口コミ

ここからは実際に、離乳食で「おかゆ」を食べさせたときの口コミをご紹介します。

  • 口コミ1
    https://twitter.com/mele_feb28boy/status/1035332541098549248
  • 口コミ2

  • 口コミ3

このようにイメージしていたことと違う…!と感じるお母さんも多いそうです。
焦らず、できる範囲で行うことが大切かと思います。

4.市販のおかゆも注目!

お家でおかゆを作ることはもちろんですが、購入したおかゆもおすすめです。
食材宅配サービスとして有名な「オイシックス」では5ヶ月から利用できるおかゆが販売されています
お米の原産地にはこだわっており、新潟県や福井県など、産地を厳選されています。
パッケージに表示義務がある7大アレルギーに関しても、アレルギー反応はなしなので、安心して食べさせることができますよ。

5.まとめ

離乳食のおかゆといっても、成長に合わせて食感などが違います
また、すべて手作りではなく、市販品も使ってみると、お母さんの負担も減りますよ
赤ちゃんの状態に合わせて、作り分けてみてくださいね。

市販品の離乳食をさらに知りたい方は、【食材宅配】ママ必見!妊娠・産後・子育て・離乳食までもご参照ください。



<参考>
離乳食 厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/03/dl/s0314-17c.pdf


初心者ママに。離乳食「おかゆの作り方」|パルシステムの育児情報サイト
http://kosodate.pal-system.co.jp/kihon/zissen/okayu/

食材宅配サービス各社の比較について知りたい人は>>食材宅配の比較してみました。お試しセットの体験レポつき!も御覧ください。
悩んだら>>私のお試し、おススメはコレで間違いなし!を参考してみてくださいね。