1.歯科助手は主婦に人気の資格！でも、本当にそんなに良いの？

　歯科助手は、清潔なイメージがある職種で、勤務時間も決まっていることから、主婦に人気の資格です。主婦の方で、子供が少し大きくなったので働きたいと考えている方で、歯科助手として働きたいという方は、結構いらっしゃると思います。
　歯科衛生士と歯科助手という職種は別なものであり、両者は間違われることもありますが、ここでは歯科助手に焦点を当てて、紹介していきたいと思います。

2.そもそも、歯科助手とはどんな仕事？

　歯科助手は、患者さんの口の中に手を入れることができません。そのため仕事は、主に診療介助（歯科医の脇に立って治療補助をする）、器具の準備、消毒、片付けといったことになります。診療介助の具体的な仕事は、治療に使う道具を準備したり、先生へ手渡したり、法律上グレーゾーンの業務ですが、バキュームの使用などがあります。受付や会計、カルテの管理といった事務仕事を担当する場合もあります。

3.歯科助手は本当に主婦向けの仕事？

　歯科助手の仕事は、フルタイムの正社員での募集もありますが、半日勤務のパートなどの求人も有り、主婦業と兼業するのに、比較的向いている職種だと思われます。
　また、歯科医院は全国に有り、夫の転勤に伴って別の地域に行っても、歯科助手の経験を積んでいれば、活かすことができます。その意味でも、主婦に向いている仕事だと言えます。

4.歯科助手のいいところ

　いいところは、室内での仕事なので、きれいだし、冷暖房が効いている中で働けるので、快適に仕事をすることができます。主婦業を優先させたい場合、パート勤務の設定があるところも、いいところです。午前のみ、午後のみといった短時間勤務で雇ってもらうことが可能です。

5.歯科助手の資格は本当に仕事に活かせる？そもそも、歯科助手は資格がないと就けない仕事？

　歯科助手の仕事には、資格は必要ありません。歯科助手の資格は、国家資格ではなく、民間の機関が認定しているものです。
　しかし、面接にのぞむ前に歯科助手の資格を取得していれば、業務で飛び交う歯科用語について事前に勉強することができ、いざ働くとなったときに、戸惑わなくてすむということは言えます。
面接でも有利に働くことは間違いありません。

6.歯科助手の資格取得の難易度は？独学でも取れる？

歯科助手の資格は、在宅で試験が受験できるものも有り、難易度としては全体的に低いと言えます。歯科助手の資格は、独学で十分に取得可能なものだと思われます。とはいえ、勉強から離れてしばらくたっている主婦の方の場合、専門学校の通学や通信の講座を利用した方が、資格が取りやすいでしょう。

7.歯科助手の資格取得後、すぐに仕事に就ける？

　ハローワークインターネットサービスで調べたところ、「歯科助手」の求人は、「東京都」で２１７件、「大阪府」で２０４件ありました。比較的求人が多いので、資格取得後、仕事に就くチャンスは多いと思います。
　歯科助手の仕事は、歯科医や歯科衛生士との間で、歯科用語が飛び交うことも多く、専門用語の習得という意味では、事前に資格を取得しておくことが、就職にも有利になると言えます。

8.主婦が医療事務を取得するなら、通信教育がオススメです！

　歯科助手の資格を取得するためには、三つの方法があります。
　一つは、通学制の講座へ通うこと。これは、強制的に勉強させられるので、意志の弱い人には向いていますが、コストがかかります。
　二つ目は、独学です。コスト自体は一番安く抑えられますが、強い意志がないと、勉強が続かないでしょう。


　三つ目は、通信教育です。コストも中くらいで、わからないところを聞けるシステムになっているので、初心者でも資格を取りやすくなっています。
　この三つの中では、やはりバランスの一番よい、通信教育がおすすめです。

9.まとめ

　以上、歯科助手の仕事についてみてきましたが、パート勤務の求人があると言うことで、主婦向けの仕事であると思います。資格の取得自体は難しくなく、求人も結構あるので、気になった方は是非トライしてみてください。

＜わるいところ＞
　おしゃれができない（ネイル、ピアス禁止のため）


＜よいところ＞
　この先仕事がなくなることがない、業界が安定している
　用語や仕事を覚えると、楽しくなる

他にもおススメな資格について下記表に整理しました。

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